TOSHIMA STREET FES 2023 | イベントレポート

豊島区をストリートカルチャーの聖地にー。ブレイクダンスやパルクール、ライブペインティングなどストリートカルチャーを一同に集めた祭典 「TOSHIMA STREET FES 2023」の第1回開催が2023年11月4日(土)と5日(日)、東京都豊島区の「池袋西口公園グローバルリング」「中池袋公園」の2カ所で開催された。

池袋西口グローバルリングの来場者数は計27,315人、中池袋公園の来場者数は4,901人(12/5のみ)で全体来場者数は32,216人を記録し、第1回開催の目標来場者数5,000人を大きく上回る結果となった。

イベントは国内外で活躍するアーバンスポーツのアスリートが参加するバトルやワークショップに加え、音楽イベント、MCバトル、ライブペインティング、デジタルアート、フードエリア、キッズエリアが融合し多種多様な体験ができる場となった。

アクティブな競技とクリエイティブな体験ができるスポーツとアートの融合で豊島区らしい新たな文化体験を創出し、参加者と熱い時間を共有した。

EVENT

イベント:​TOSHIMA STREET FES 2023 (略称:TSFes)

日程:2023年11月4日(土)・11月5日(日)

会場:池袋西口公園グローバルリング、中池袋公園 

入場料:無料 *一部有料コンテンツ有

主催:TOSHIMA STREET FES実行委員会((株)Xcountry、ISARIBI Group(株))

共催:豊島区、一般社団法人Hareza池袋エリアマネジメント、チームとしま、(株)デサント

協賛:(株)ironowa、渡邊建設(株)、(株)ムラサキスポーツ、(株)ビックカメラ、(株)サンシャインシティ、西武池袋本店、東武百貨店 池袋本店

来場者数

■11/4(土) 
〇池袋西口グローバルリング
来場者数:14,524名

■11/5(日)
〇池袋西口グローバルリング
来場者数:12,791名
〇中池袋公園
来場者数:4,901名

■両会場合計:32,216名

 

池袋西口グローバルリング

池袋西口駅前の池袋西口グローバルリング会場では、アーバンスポーツ体験会、アーバンスポーツ大会、ミュージックイベントが2日間にわたって開催。スポンサー企業によるブース出展では物販や体験会などさまざまなコンテンツが実施された。キッズエリア、チルスペース、キッチンカーも集合しファミリーも楽しめる会場となった。

中池袋公園

中池袋公園では革新的アートとパルクールの競演の場に。

中池袋公園会場は、豊島区が推進する「国際アートカルチャー・都市構想」のもと、パルクールの大会を開催するダイナミックなステージとしても、NFTアートやライブペインティングなどアートカルチャーを体験できる多様なエリアとしても注目を集めた。

公園内では、キャラクターアートや3Dアート作品が展示され、訪れる人々に新たな体験を提供。限定グッズの展示やインタラクティブな体験は、アートの新しい可能性を探求する貴重な機会を提供できる場となった。

実施コンテンツ

■アーバンスポーツ(ワークショップ)

ブレイクダンス

パルクール

ダブルダッチ

フリースタイルフットボール

フリースタイルバスケットボール

けん玉

■アーバンスポーツ(大会)

①フリースタイルカルチャーミックスバトル「FREESTYLE SPACE」

②ブレイクダンス2on2 バトル「BREAK ST SUPPORTED BY Mixalive Tokyo」

③パルクール 10秒間のフローバトル「ONE FLOW BATTLE」

■MCバトル&LIVE 「Lyricist Lounge」

■ TikTok LIVE音楽イベント 「Friday Music Show」スペシャルステージ

■ ライブペインティング「ART WALL JAM」

■ デジタルアート「NFT ART STREET」

アーバンスポーツ(ワークショップ)

6種類の子供向けのアーバンスポーツ体験イベント「スクールオブアーバンスポーツ」

ブレイクダンス、パルクール、ダブルダッチ、フリースタイルフットボール、フリースタイルバスケ、けん⽟という6つの体験を通じて、参加者たちに笑顔とともに新しい挑戦の機会をもたらした。

6種類のアーバンスポーツの中らか4つ以上を体験するとデサントオリジナルバックがもらえるといった参加者にとって嬉しい特典もあり、新しいスポーツに挑戦する喜びとともに、記念となるギフトを手にする機会を楽しんでもらえた。

アーバンスポーツ(大会)

■ フリースタイルカルチャーミックスバトル「FREESTYLE SPACE」

ダンスをはじめフリースタイルバスケ、フリースタイルフットボール、けん⽟やダブルダッチ、さらにはポールダンスまで⾃由多彩なパフォーマンスが異種格闘技戦さながらにぶつかり合った。コマ世界チャンピオンのJUNとディアボロを操るプロジャグラー青宙ノートのタッグ「トップキメラ」が見事優勝。

今回優勝した「トップキメラ」は賞金と共に、2024年3月3日に池袋サンシャインシティで開催予定のFREESTYLE SPACEバトルへの招待枠も得た。

■ ブレイクダンス2on2 バトル「BREAK ST SUPPORTED BY Mixalive Tokyo」

数々の⼤会でも存在感を放つ注⽬パフォーマーたちが2vs2のチーム戦で対決。決勝では、Dリーグ唯⼀のブレイクダンスチームとしても⼈気の「KOSÉ 8ROCKS / FOUNDNATION」(Ryo-spin、YU-KI)と、国内外の⼤会で存在感を放つ「GOOD FOOT」(SHOSEI、GEN ROC)が⽩熱のバトルを繰り広げ、GOOD FOOTの2⼈が初代優勝者に輝いた。

■ パルクール 10秒間のフローバトル「ONE FLOW BATTLE」

スーパートリックやビッグジャンプの数々の大技が披露され、多くの歓声を呼んだ1on1パルクールトーナメントバトル!初代優勝者は宮﨑裕来(TOKIOインカラミ)。

MCバトル&LIVE 「Lyricist Lounge」

フェスのメインMCもつとめた、ラッパーのTKda黒ぶちがオーガナイザーをつとめた、第一回目のバトルは、k-rushが見事優勝。池袋を拠点に活動するラッパー「RAIZEN」の圧巻のLIVEは初日の夜にふさわしいステージだった。

TikTok LIVE音楽イベント 「Friday Music Show」スペシャルステージ

TikTok LIVEが開催する、音楽の祭典「Friday Music Show」の過去の決勝進出者4名がステージで、LIVEを披露。司会のMOSCOも即興ラップで会場を沸かせた。

ライブペインティング「ART WALL JAM」

アーティスト、MAOとCARSEによる共作による、大迫力のグラフィティアート。

デジタルアート「NFT ART STREET」

国内外の最先端のデジタルアートが集結し、ARスタンプラリーなど、賑わいを見せた。

“豊島区をストリートカルチャーの聖地に” から始まった物語

フリースタイルフットボールやフリースタイルバスケットボール、ダンス、ヨーヨー、けん玉、トリッキングなど、さまざまなアーバンスポーツをMIXさせたジャンルレスバトルイベント「FREESTYLE SPACE」や、子ども向けワークショップ「スクールオブアーバンスポーツ」を開催してきた株式会社Xcountryが、アニメや文化の聖地である池袋を有する豊島区とタッグを組み、ストリートカルチャーの祭典「TOSHIMA STREET FES」を構想。

そして11月4日、5日。文化の日を祝して、池袋西口公園グローバルリング、中池袋公園にて記念すべき第一回大会「TOSHIMA STREET FES 2023」を開催、2日間に渡り3万人もの来場者が訪れ、子どもから大人まで声をあげて楽しむ、素晴らしい空間を作り上げることができた。

このフェスは「アーバンスポーツ体験エリア」「フードエリア」「ストリートライブ」「ライブペインティング」「デジタルアート」「ステージ」と、多くのコンテンツが集結。

ステージでは、初日にTikTok LIVE音楽イベントとのコラボ企画「Friday Music Show」や、ラッパー TKda黒ぶち主催の「Lylisist Lounge」が観客をロック。

2日目は、世界的ブレイキンクルー「FOUND NATION 」によるブレイクダンス2on2 バトル「BREAK ST SUPPORTED BY Mixalive Tokyo」、そしてジャンルミックス異次元バトル「FREESTYLE SPACE」の両バトル一気開催を行い、池袋西口公園グローバルリングが観客で溢れかえしました。中池袋公園会場では、1on1パルクールトーナメント「ONE FLOW BATTLE」が行われ、ハイレベルなバトルが繰り広げられた。

初年度開催、無料での開催で、観客動員の目標は5,000人の大きく超え、3万人を超える観客が来場。

初日から会場には子どもたちの笑顔が溢れ、観客全員がロックされ、踊り、声をあげたメインコンテンツの3つのバトルには全てストーリーが生まれ、誰もが想像しない光景が生まれた。

豊島区をストリートカルチャーの聖地に- 2024年の開催に向けて

高際みゆき 豊島区長も参加され、「びっくりしました!もう大興奮」と、フィナーレのステージでコメントを頂き、ストリートカルチャーの持つパワーや可能性を感じていた。

 

TOSHIMA STREET FES実行委員会委員長であり、株式会社Xcountry取締役の鴇崎魚彦は「豊島区をストリートカルチャーの聖地にするというビジョンから、みんなで一緒にフェスを作り上げることができました。でもこれはまだ第1回。ヒップホップの歴史は50年、豊島区は区制91年。これからもずっと続いて皆さんに愛されるフェスにしていき、豊島区をストリートカルチャーの聖地にしていく」という意気込みを語り、第1回のイベントを熱意を込めて締めくくった。

イベント・取材・次回開催に関する問い合わせ先

TOSHIMA STREET FES 実⾏委員会 / 株式会社Xcountry

電話: 03-6206-4373

メールアドレス:info@xcountry-jp.com

https://freestyle-space.com/toshima-street-fes/

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